多摩美術大学教員業績公開システム 2007年05月 更新
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- 高橋 士郎 (タカハシ シロウ)TAKAHASHI Shiro
- 多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 教授
- 1943年生/男性
- TEL】(日)042-679-5630 (英)+81-42-679-5630
- FAX】(日)042-679-5631 (英)+81-42-679-5631
- URL】 http://www.shiro1000.jp
- 教職員略歴
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- 出身大学・学部・学科
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- 多摩美術大学・美術学部・デザイン学科立体デザイン専攻
- ・学校の種類:大学
- ・卒業年月:1967年03月
- ・卒業区分:卒業
- ・所在国:日本国
- 出身大学院・研究科・専攻
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- 多摩美術大学・美術研究科・デザイン専攻
- ・大学院課程:修士課程
- ・修了年月:1970年03月
- ・修了区分:修了
- ・所在国:日本国
- 取得学位
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- 芸術学学士
- ・学位の分野:デザイン(General life science)
- ・学位授与機関:多摩美術大学(Tama Art University)
- ・取得方法:課程
- ・取得年月:1967年03月
- 芸術学修士
- ・学位の分野:デザイン(General life science)
- ・学位授与機関:多摩美術大学(Tama Art University)
- ・取得方法:課程
- ・取得年月:1967年03月
- 学内職務経歴
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- 多摩美術大学 ■廃止組織■ 立体デザイン専攻
副手 (1967年05月 ~ 1969年03月)
Research Assistant (May, 1967 - Mar, 1969)
- 多摩美術大学 ■廃止組織■ 立体デザイン専攻
助手 (1969年04月 ~ 1970年03月)
Research Associate (Apr, 1969 - Mar, 1970)
- 多摩美術大学 ■廃止組織■ 立体デザイン専攻
講師 (1970年04月 ~ 1976年03月)
Lecturer (Apr, 1970 - Mar, 1976)
- 多摩美術大学 ■廃止組織■ 立体デザイン専攻
助教授 (1976年04月 ~ 1989年03月)
Associate Professor (Apr, 1976 - Mar, 1989)
- 多摩美術大学 ■廃止組織■ 立体デザイン専攻
教授 (1989年04月 ~ 1998年03月)
Professor (Apr, 1989 - Mar, 1998)
- 多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科
教授 (1998年04月 ~ 継続中)
Professor (Apr, 1998 - )
- 多摩美術大学
学長 (2003年04月 ~ 2007年03月)
President (Apr, 2003 - Mar, 2007)
- 学外略歴
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- 多摩芸術学園 講師 (1973年04月 ~ 1986年03月)
- 千葉大学工学部 非常勤講師 (1977年10月 ~ 1980年03月)
- 国際交流基金 タイ王国 長期芸術家派遣 (1978年07月 ~ 1978年11月)
- 国際交流基金 タイ王国 長期芸術家派遣 (1981年07月 ~ 1981年08月)
- Art Center Coledge of Design 大学等非常勤研究員 (1985年08月 ~ 1985年09月)
- 中国中央工芸美術学院 大学等非常勤研究員 (1991年10月 ~ 1991年12月)
- 専門分野(科研費分類)
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- メディア情報学・データベース (Media informatics/data base)
- 美学・美術史 (Aesthetics/history of art)
- 知能機械学・機械システム (Intelligent mechanics/mechanical system)
- 専門分野(ReaD分類)
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- 美学(含芸術諸学)
- ロボット工学
- 機械要素
- 研究活動
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- 研究経歴
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- キネチックアート (1969年04月 ~ 継続中)
- ・研究課題キーワード:
- 立体機構
- ・専門分野(科研費分類):
- 機械力学・制御,美学・美術史
- ・専門分野(ReaD分類):
- 機械要素,美学(含芸術諸学)
- ・研究様態:
- 個人研究
- ・研究制度:
- その他の研究制度
- ・研究活動内容:
- 実用機械の多くは、すべての軸が平行であるように設計されますが、平行軸機構は、非ユークリッド的な球面上に変形しても動作します。この場合の軸の延長は、すべて一点に収束します。さらに、平行軸機構の軸を一様に捻る機構も実現します。
- It is possible to obtain complicated movement by means of a combination of 2-D mechanisms to be easily designed and ,anufactured just like the case of machines in practical use. However, the configurations of such plain machines cannot be compalible with the field of solid and spatial images that attract our senses. Therefore, this author created a new mechanism aiming at an aesthetic objective. The 3-D mechanism series is awork obtained by materiazing a rocking space module.
- 空気膜造形 (1973年10月 ~ 継続中)
- ・研究課題キーワード:空気膜造形
- ・専門分野(科研費分類):流体工学,構造・機能材料,美学・美術史
- ・専門分野(ReaD分類):その他の材料の試験,美学(含芸術諸学)
- ・研究様態:個人研究
- ・研究制度:その他の研究制度
- ・研究活動内容:
- 建築分野における空気膜構造の研究が、もっぱら建築強度を得るために、均一な表面張力の形態を追求するのとは反対に、空気膜造形は、積極的に表面張力を操作して、任意の形態を創作する造形技術です。充気膜機構は、空気膜構造の膜面に余裕部分を付加することによって、膜面に支点を形成し、所望の動作で確実に変形させる柔らかい機構です。
- The balloon-shaped robot operates on the principle that air is sent inside a cloth using a sensor and computer system. It has a light, smooth movement and a high degree of freedom in terms of technique.
A pneumatic sculpture is formed using thin surface skin to express a feeling of existence, it is very efficient for energy saving and waste disposal.
- イスラムの数理造形 (1976年11月 ~ 継続中)
- ・研究課題キーワード:ムカルナス
- ・専門分野(科研費分類):メディア情報学・データベース,美学・美術史,幾何学
- ・専門分野(ReaD分類):幾何学,情報収集・整理
- ・研究様態:個人研究
- ・研究制度:その他の研究制度
- ・研究活動内容:
- イスラム建築の立体装飾物「ムカルナス」の天井伏図600点を制作し、14世紀に爛熟期をむかえる四角形格子の様式と、15世紀に現れ17世紀に完成期を迎える極座標様式に分類した。さらに、それぞれの幾何学的な造形言語の系譜を明らかにすることが可能であることを明らかにした。
- Muqarnas is a three-dimentional decoration of Islam architecture. The singular beauty of the Muqarnas has been reported by travellers throughout history. Their descriptions, however, are little more than brief introductions, and many details remain unclear. The author has created exact drawings of many Muqarnas, classifying them into types in an attempt to clarify the formative styles of Muqarnas.
- 作品
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- 立体機構シリーズ「揺れる立方体」 (1969年04月)
- ・種類:芸術活動
- ・種別:彫刻
- ・専門分野(科研費分類):美学・美術史,設計工学・機械機能要素・トライボロジー
- 空気膜造形シリーズ「黒い手」 (1973年10月)
- ・種類:芸術活動
- ・種別:彫刻
- ・専門分野(科研費分類):美学・美術史,流体工学,制御工学
- 電脳制御シリーズ「踊る1本の棒」 (1978年03月)
- ・種類:芸術活動
- ・種別:未設定
- ・専門分野(科研費分類):美学・美術史,知能機械学・機械システム,制御工学
- 立体機構シリーズ「揺れる立方体8m」 (1976年05月)
- ・種類:芸術活動
- ・種別:未設定
- ・専門分野(科研費分類):
-
- 空気膜造形シリーズ「バボット」 (1985年04月)
- ・種類:その他
- ・種別:デザイン
- ・専門分野(科研費分類):
-
- 空気膜造形シリーズ「空気の丘」 (1992年03月)
- ・種類:建築作品
- ・種別:造園
- ・専門分野(科研費分類):
-
- 電脳制御シリーズ「ニューマチックコンピュータ」 (1979年03月)
- ・種類:その他
- ・種別:その他
- ・専門分野(科研費分類):
-
- 電脳制御シリーズ「ゲームロボット」 (1980年03月)
- ・種類:コンピュータソフト
- ・種別:未設定
- ・専門分野(科研費分類):
-
- 空気膜造形シリーズ「飛ぶ鳩」 (1995年04月)
- ・種類:その他
- ・種別:インスタレーション
- ・専門分野(科研費分類):
-
- 発泡ウレタン遊具「チャーリー」 (1970年06月)
- ・種類:その他
- ・種別:デザイン
- ・専門分野(科研費分類):
-
- 回転式キャンピングハウス「スペースジャック」 (1970年05月)
- ・種類:その他
- ・種別:デザイン
- ・専門分野(科研費分類):
- 展覧会・発表等(体育実技含)の業績
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- 国際サイテックアート展
- ・開催期間:1969年04月 ~ 1969年05月
- ・開催場所:銀座ソニービル
- ・発表・展示等の内容等:
- 情報化社会に向かいつつある時代に、人間と機械が共生し、科学技術と芸術をが結びつく仕事を進めている海外と国内の代表的な芸術作品を一同に集めて展示する。
- 現代美術の動向展
- ・開催期間:1969年08月 ~ 1969年09月
- ・開催場所:京都国立近代美術館
- ・発表・展示等の内容等:
- 現代美術を整理し、新しい展望を与える展覧会で、この年の特徴は、ものの存在をきわめて原初的なかたちで提示したり、素材の物質感や実体性をできるかぎり消去し観念の自立性を追求する傾向の作品が多かった。
- 大阪万国博覧会三井グループ館
- ・開催期間:1970年03月 ~ 1970年09月
- ・開催場所:大阪万国博覧会
- ・発表・展示等の内容等:
- 現代の技術は、時間と距離感覚を変化自在なものにしてしまいました。およそすべての価値も、社会と共に変化し、一定のものではありません。時間の単位も、空間の座標も揺れ動いているように思われます。
高橋士郎の立体機構シリーズは、このような揺れ動く空間をオブジェ化、表現演出する機械として創作されました。
平行軸機構は、非ユークリッド的な球面上に変形しても動作します。この場合の軸の延長は、すべて一点に収束します。
- 高橋士郎個展「メタコ72」
- ・開催期間:1972年09月 ~ 1972年10月
- ・開催場所:銀座ソニービル
- ・発表・展示等の内容等:
- 平行軸、収束軸、捻れ軸の立体機構10点を展示発表。展示会場の作品オブジェ、壁面と照明器具の全てが動き、観客の動きと呼応する。
- 第一回ー第四回国際国際コンピュータアート展
- ・開催期間:1973年10月 ~ 1976年10月
- ・開催場所:銀座ソニービル
- ・発表・展示等の内容等:
- コンピュータをマシーンからメディアへ、技術から文化へ導き、受けとり側の主体性に於いて成立する新しいメディアとし、日常の道具として、新しく開かれた芸術の世界へ観客をトリップする。
- 高橋士郎個展「空気膜ロボットの遊び」
- ・開催期間:1984年02月 ~ 1984年02月
- ・開催場所:新宿NSビル
- ・発表・展示等の内容等:
- 新宿超高層ビルの大空間500㎡を会場に「空気膜造形シリーズ」の創作ロボット15点を展示発表。トラック1台分の機材と設営時間30分で、巨大な展示会が実現。その後、各地を巡回した。
- 筑波科学万国博覧会中央駅モニュメント
- ・開催期間:1985年03月 ~ 1985年09月
- ・開催場所:万国博覧会中央駅広場
- ・発表・展示等の内容等:
- 立体機構シリーズ「傾げる十字」 平面的な軌跡の平行軸機構でも、軸の位置を任意に軸方向に位相移動し連続すれば、有機的な動きを得ることができます。さらに、平行軸機構二組を交差結合させると、二組の軌跡が合成されて複雑な動きを得ることができます
- 論文
-
- <日本語>
ムカルナス(回教寺院の鍾乳石状装飾) [多摩美術大学研究紀要1号 (1983年03月) 135 ~ 152] 高橋士郎
- ・種別:大学紀要
- ・共著区分:単著
- ・専門分野(科研費分類):メディア情報学・データベース,地域研究
- <日本語>
空気膜造形 [多摩美術大学研究紀要2号 (1985年08月) 93 ~ 98] 高橋士郎
- ・種別:大学紀要
- ・共著区分:単著
- ・専門分野(科研費分類):流体工学,構造・機能材料
- <日本語>
キネチックアートの制作 [多摩美術大学研究紀要3号 (1987年08月) 149 ~ 156] 高橋士郎
- ・種別:大学紀要
- ・共著区分:単著
- ・専門分野(科研費分類):機械力学・制御
- <日本語>
絵画の方程式 [多摩美術大学研究紀要7号 (1992年12月) 37 ~ 40] 高橋士郎
- ・種別:大学紀要
- ・共著区分:単著
- ・専門分野(科研費分類):情報学基礎,美学・美術史
- <日本語>
デザイン教育の三段階 真善美 [多摩美術大学研究紀要10号 (1995年11月) 165 ~ 171] 高橋士郎
- ・種別:大学紀要
- ・共著区分:単著
- ・専門分野(科研費分類):教育学
- <日本語>
充気膜造形論ノート [多摩美術大学研究紀要21号 (2006年03月) 109 ~ 114] 高橋士郎
- ・種別:学術雑誌
- ・共著区分:単著
- ・専門分野(科研費分類):流体工学,構造・機能材料
- その他研究活動
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- データベース「Muqarnas Database 」 (1998年03月 ~ 継続中)
- ・種類:その他
- 工業所有権
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- pneumatic structure(usa)
- ・工業所有権区分:特許
- ・発明(考案者)名称:SHIRO TAKAHASHI
- ・出願日:1987年12月01日
- ・出願番号:137220
- ・公開番号:4765079
- ・登録日:1988年08月23日
- ・登録番号:4765079
- ・出願者:SHIRO TAKAHASHI
- ・出願国:アメリカ合衆国(審査請求あり)
- ・専門分野(科研費分類):流体工学,構造・機能材料
- 電磁往復流体機械
- ・工業所有権区分:特許
- ・発明(考案者)名称:高橋史郎
- ・出願日:1975年10月14日
- ・出願番号:50-122942
- ・公開番号:52-48113
- ・登録日:1982年11月02日
- ・登録番号:1162211
- ・出願者:
- ・出願国:日本国(審査請求あり)
- ・専門分野(科研費分類):流体工学
- 動く広告塔
- ・工業所有権区分:実用新案
- ・発明(考案者)名称:高橋史郎
- ・出願日:1980年02月09日
- ・出願番号:55-15897
- ・公開番号:63-15906
- ・登録日:1988年05月06日
- ・登録番号:1751859
- ・出願国:日本国(審査請求あり)
- ・専門分野(科研費分類):流体工学
- 風船状構造体
- ・工業所有権区分:特許
- ・発明(考案者)名称:高橋史郎
- ・出願日:1991年03月11日
- ・出願番号:168628
- ・公開番号:45390
- ・登録日:1992年07月31日
- ・登録番号:1682074
- ・出願者:高橋史郎
- ・出願国:日本国
- ・専門分野(科研費分類):構造・機能材料
- 枠組立構造体
- ・工業所有権区分:特許
- ・発明(考案者)名称:高橋史郎
- ・出願日:1978年03月30日
- ・出願番号:53-37268
- ・公開番号:57-33577
- ・登録日:1982年10月15日
- ・登録番号:1143289
- ・出願者:高橋史郎
- ・出願国:日本国(審査請求あり)
- ・専門分野(科研費分類):機械力学・制御
- 風船状構造体
- ・工業所有権区分:特許
- ・発明(考案者)名称:高橋史郎
- ・出願日:1985年04月03日
- ・出願番号:60-70200
- ・公開番号:61-229076
- ・登録日:1990年08月10日
- ・登録番号:1594332
- ・出願者:高橋史郎
- ・出願国:日本国
- ・専門分野(科研費分類):流体工学
- 寄附金・講座・研究部門
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- ニューテクノロジー財団
- ・相手先機関名:ナムコ ニューテクノロジー財団
- ・寄附年月:1982年04月
- 情報教育の研究
- ・相手先機関名:デザインエンジニヤリング株式会社
- ・寄附年月:1992年07月
- アップルコンピュータによる美術教育
- ・相手先機関名:アップルジャパン株式会社
- ・寄附年月:1989年04月
- 3D-CG公開講座
- ・相手先機関名:株式会社コーエー
- ・寄附年月:1997年04月
- 文様研究所開設準備
- ・相手先機関名:日東工器株式会社
- ・寄附年月:1973年04月
教育活動
- その他教育活動及び特記事項
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- ビクトル・ダミコの美術教育装置の復元(1978年07月 ~ 1995年12月)
社会貢献
- 行政等の活動
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- タイ王国デザイン・オブ・ザ・イヤー 選考委員(2004年06月)
- 学外の社会活動(高大・地域連携等)
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- 中国清華大学「国際美術教育会議」パネリスト(2006年10月)
- インドネシア国際会議「芸術と未来」パネリスト(1978年07月)
- 米国デフシアター演劇公演の移動舞台装置(1991年07月 ~ 1992年06月)
- ベンチャー企業設立
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- タマビット株式会社 複合サービス業(1999年09月)
- デザインエンジニヤリング株式会社 複合サービス業(1974年09月)