2003.7.1-6 「電動芸術展」
■好評につき13日(日)まで会期延長します■
新宿センタビル中庭2階


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PCAギャラリ「耳を傾ける」

新進気鋭のアーティストが集う多摩美術大学情報芸術コース電動芸術研究室。造形学、機構学、制御工学、音響学を駆使した総合的な創作を基盤に先端的なイメージを模索すると共に22世紀を見据えた新世代的文化を現代社会に向けて表現したい。これは日本の伝統文化に成り得る電動文化の今後を担うアルチザン的アルチスト達が送りだすウルトラモダーンな世界である。

電動芸術研究室
kinetic@tamabi.ac.jp
tel:0426-79-5630(情報デザイン研究室内)

多摩美術大学

作品:「スネークヘッズ」

高さ1800mm程度
素材:アルミパイプ、モータ、塩ビパイプ
”蛇のおもちゃ”の原理で生き物のように動くキネティックアート。
凄い動きで凄い音がでる
迫力から恐怖が産まれる
視覚と聴覚に焼きつける

作者/莇貴彦(多摩美術大学情報芸術コース)

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作品:「OTシリーズ」

幅50cm 奥行65cm 高さ103cm 重量1kg

現代の先端技術である「二足歩行」も、「昔からの技術でできる」ことを見せることで、過去を知り、今を見つめ直すきっかけになればと思い製作しました。フサフサした毛皮からぬ っと出た足は金属ですが、フラフラと歩く姿は生き物そのものに見えます。

作者/木村 匡孝(多摩美術大学情報芸術コース)

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作品:「ダンシングベービー」

人の命は短く、人の思想は儚い風船のようです。風船は価値のないものの代表ですが、人は風船が好きです。人が永遠で堅牢な芸術に憧れるのは、人 が風船のような存在だからなのでしょう。冷たい都市空間には消えて無くなる風船彫刻が似合います。

作者/高橋士郎(多摩美術大学情報芸術コース)

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作品:「毛糸の地球」

毛糸でできた本体。5大陸ごとに目があり、 ランダムに開け閉じする。

作者/力石咲(多摩美術大学情報芸術コース)

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作品:「憂国ライジングサン」

今、世界は平和を欲しています。私達日本国人は、まず己を愛するのです。そして日本国を愛することによって、日本国は平和になり、その愛によって世界が救われるのです。さあ、共に手を取り合って希望の朝日を迎えようではありませんか。

作者/坂川拓真(多摩美術大学情報芸術コース)

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作品:「ラボット」

ラップするバボットをテーマにコラボレーションした作品です。

作者/杉山ユミ(多摩美術大学情報芸術コース)

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作品:「happoufusagalizm」

だまし絵のような映像作品。上下左右の感覚をまんまとだまします。

作者/工藤幸平(多摩美術大学情報芸術コース)

作品:「XYZ+MOVEMENT」

糸の張力による均整のとれた空間に人の力が加わることにより 空間は様々な変貌を遂げていく

作者/井上恵介(多摩美術大学情報芸術コース)

作品:「UNIVERSAL WHITE」映像展示

光があたった場所は真っ白で、影ができた場所に画像がうきあがる、価値観の逆転をねらった作品

作者/中村均(多摩美術大学情報芸術コース)

作品:「嘘影自転車」映像展示

影というものは、普段は気にしないがいつも必ず本体についてくるものである。本体が存在すれば、影が存在する。逆に言えば、影が存在すれば本 体が存在するということになる。作品の中の自転車には車輪がなく宙に浮いているように見える。しかし、スクリーンには車輪の影が映し出されている。つまり、自転車の車輪は存在し、自転車本体を支えているのである。

作者/前田圭一朗(多摩美術大学情報芸術コース)