歌舞伎座 1889-11-21
最新式の16燭光の小球36を束ねた吊り電灯
九代目市川団十郎「暫」1895 鹿島清兵衛(築地玄鹿館)
カメラに用いる原板も、等身大のガラスに感光乳剤を塗布しなければならないわけです。そこでこの乾板をフランスのマリオン社に注文しました。全紙四倍以上の大きさの乾板の注文ですから、マリオン社ではびっくりして、何かの間違いではないかと問い合わせてきたほどでした。カメラの方は小西本店に相談して設計してもらい、腕のいい職人に白木で新しく作らせ、レンズもちょうどいいものが見付かったので、この化けもののようなカメラを客席のど真ん中にすえました。照明の方はさし渡し六尺という馬鹿でっかいランプハウスを作りました。このランプハウスは大きなざるを作り、それに和紙を張り、その上に透明うるしを塗って作ったものです。この中にアーク燈を入れるわけです。この化けもの照明機を幾つも作った。隈取り
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鹿嶋清兵衛 1866-1924
福澤桃介 1868- 1938
[新聞記事文庫]
[1912三井愈瓦斯電力の着手]
[計画難 ]
[1939光電話と水銀灯送画]
[1939偏光板]
[1939テレビ] |