機械式暗号装置 CRYPTOGRAPHY
スイス M-209

1919 [U.S.pat.]

1942 US Army M-209 Cipher
単価64ドル WW2中に140,000台生産

ドイツ 1925 Eniguma

1918 ENIGMA特許 1928 [U.S.Pat.] 1657411

1925 ドイツ海軍がエニグマの運用を開始

[Enigma machine] [ENIGMA VARIATIONS]

英国 1926 Typex
米国 1935 シガバ暗号機 [Sigaba]
   
日本 1937 パープル暗号
写真はLeo Rosenのパープル電動式模造機1941
日本製は敗戦時に完全に破壊して廃棄された
  通称 : 米軍コード:
帝国外務省 九一式欧文印字機 レッド暗号
帝国外務省 九七式欧文印字機 パープル暗号
帝国海軍 三式換字機 グリーン暗号
帝国海軍武官 九一式印字機 オレンジ暗号
帝国海軍武官 九七式印字機3型 コーラル暗号
帝国海軍艦艇 九七式印字機1型2型 ジェイド暗号
帝国陸軍 九二式印字機
九七式印字機(同名)
一式一号印字機
不明
日独海軍 チルピッツ  

1932 bomb 電気モーター駆動
ポーランド暗号局とレイェフスキが解読に成功
1932 ジガルスキのシート

小説「暗号機エニグマへの挑戦」ロバート・ハリス
[2001映画『エニグマ』製作ミック・ジャガ]
[1979映画『エニグマの秘密』]

1939 Bombe
イギリスの政府暗号学校のアラン・チューリングらによって理論的なエニグマ解読がなされる

1942.2 Uボートが4個ローターを採用 SHARK
1942.12 SHARKの解読成功

ローターの考えられる設定(組み合わせのオーダーは 1019、4ローターのUボート版では 1022)ごとに[42]、bombe はクリブに基づいた一連の推論を電気的に行う。bombe は矛盾が生じるとそれを検出し、その設定を除外し、次の設定を調べる。ほとんどの設定は矛盾を生じるので除外でき、詳細に調べるべき少数の設定だけが残る。

 

チューリングが開発した理論でも膨大な計算が必要であり、最初は手作業による人海戦術で計算を進めていたが、やがて開発された暗号解読器、通称"The Bombe"によって大きく手間が軽減されることとなる。このBombeは計算を行える機械としてその後のコンピュータの発明にも影響する。
[]