電脳諧調 |
高橋士郎のマイコン制御シリーズ
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「踊る1本の棒」 オーケストラの指揮棒のように、音楽を奏でながら踊ります。本体の棒は、口径の異なる3本の屈曲した管を繋いだもので、3本を別々に回転させることができます。マイコンintel8080の機械語プログラムにより同時制御される3台のパルスモータは、3重構造の柔軟ケーブル介して、3連の管を駆動します。 |
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「空気膜ロボット」 充気膜機構を応用したマイコン制御のロボットです。 駆動力として膜体内部の空気圧と、小型モータを使用する簡単な構造ですから、故障が少なく、専門技術者による保守点検は必要ありません。 ジャンケンロボット 1980年「マイコン展」電気通信科学館
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「空気で動く論理回路」 医療用の流体素子nor回路72個を組み合わせて、止めどなく変化する流体素子回路の自動作曲演奏機です。プ ログラムはエアーチューブの差し替えで行い、論理回路からの排気出力で直接8音階の笛を鳴らしします。 空気式自動作曲機 1979年「マイコン80展」 電気通信科学館 人生時計 1977年「時間の科学展」電気通信科学館 |
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デジタル機械語は彫刻の動き・音・光・形を連続させる。プログラミング制御による、柔軟なキネチックアートは魅力である。しかしながら、論理的な設計プロセスと、美的な表現プロセスとの落差は大きく、表現する自分と、表現される自分の関係維持が困難である。1972年マイコン半導体チップ(インテル8080)が市販されると、個人所有のホビーコンピュータが盛んとなり、ハンダの松ヤニで鼻の穴を黒くしながら徹夜でマイコンを組み立てた。 |
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