イップンブルッグ ハーグ郊外の新興住宅街を臨む丘
丘のふもとに見えるのが、イップンブルグの住宅街。
丘の上には人口砂浜も作り、反対側の谷にはハイウェイが走つ
緑の芝の丘の上に、緑色のコンテナ基地

3年間契約でイップンブルグによって支えられているアーティスト
アートは生活に必要で、身近にあるべき物という意識が多くの人に根付いている
昼間人口が極端に少なくなる郊外住宅街にとって、
住人でもあるテオさんの存在と活動が日常的に街に活力を与え、住民達の交流の中心になる
毎月第1土曜日の午後はオープンデーで、スタジオが一般に開放され
テオさんの解説を聞き、ビデオを見たり、砂浜動物が動く様子のデモンストレーションも行われる

テオ・ヤンセン Theo Jansen
デルフト工科大学で物理学を専攻
徐々にアートの世界に 絵画からスタート
デルフトの街に実際に遊泳できる“UFO”を制作することを依頼され
それをきっかけに作品もギャラリーを飛び出し、“動く、反応する”ことにシフト
目の前の物体の明暗に反応して壁にスプレーガンで絵を書くペインティングマシーン
光の彫刻などを経て、現在の砂浜動物に
極めてアナログ的に一歩一歩、自然な融合体として実現