錯視の美術 遮蔽縁 Occluding edges
Andrea Pozzo 1642-1709


順応 adaptetion 環境条件に適合させ、バランスを保つ仮定。
感覚的順応 連続した刺激による感覚機能の応答性が低下または消失
社会的順応 社会的環境、文化的環境への適合的な行動や態度をとる
明順応 light adaptation 暗順応 dark adaptation 明るい所では錐体が機能し、暗い所では桿体が機能するのだが、桿体の機能が完全に発揮されるようになるまでは時間がかかる。

馴化 habituation 生体に与えられた刺激が、強化を伴わない状態であるとき、刺激に対する反応は相対的に減少していく。

知覚の恒常性 perceptual constancy 物理的刺激の変化にもかかわらず,そのものの性質を同一に保とうとする知覚の働き。知覚的世界は安定し,環境に適応しやすくなる。
形の恒常性:斜め上から見た円形の網膜像は楕円なのに,真円とみる
大きさの恒常性:自分の手のひらを遠ざけると小さいはずなのに同じ大きさとみる
明るさの恒常性:白い紙は明るい太陽のもとでも暗い日陰でも白く感じる
色の恒常性:青や黄色の照明下であっても、赤いリンゴは赤いと知覚される傾向がある

エンメルトの法則 Emmert's low 物体の網膜像の大きさが同一である場合、知覚される物体との距離に比例して物体の大きさ知覚は変化する。ペンライトをしばらく見つめたあと、奥行きの異なる面を交互に見て、残像の知覚される大きさを比較すると、より遠くにある面に投影したときに、残像はより大きく知覚される。

対比 contrust 周囲に異なる性質または量のものがあるときに、その特徴の差が拡大され強調される方向で知覚される。

同化 assimilation 周囲に似た性質または似た量のものがあるときに、その違いの差が目立たなくなり、同じ方向に変化して知覚される。

定位 Localization 対象や自己を空間の中に位置づけて知覚する。

自己中心的定位 egocentric localization 自己を中心として、上下・左右・前後の各方面に広がる立体空間が形成される。

アウベルト現象 Aubert phenomenon 暗室の中で頭を横に傾けて垂直に呈示された光の線分を観察するとき、光の線分が頭の傾きとは反対方向に傾いて見える。体の傾きが小さい時には、体の傾きと同方向に知覚される傾向があり、ミュラー効果とよばれる。

立体視 Stereopsis

視覚残像 Afterimage

[立命館1] [立命館2]  [wikipedia]  [フォーラム]  [youtube]   [北岡明佳]

[The Restored Eye]