油土原型の製作
         1.ミニマム模型やセクションに油土(桂)を盛り付けてモデリングする
         2.テンプレ-トで形を整え、表面を平滑にする
         3.付属部品を付加する


石膏模型の製作
         石膏材料:
         焼石膏+水→石膏+発熱(CaSO4・1/2H2O + 3H2O → 2CaSO4・2H2O + 8200cal/mol)

         石膏の調合法:
         1.適量の水をボウルに用意する
         2.水面に、石膏を静かに散布し沈殿させる(混水率70%)
         3.静かに沈殿するのを待つ(沈殿時間1-2分)
         4.棒で'の'字に撹拌する
         5.静かに脱泡するのを待ってから、使用する
         6.作業可能時間(混水後12-15分で揺変状態と成り、30-40分で発熱硬化する)
         (不良石膏の原因)
          湿気のある石膏は早く固まる
          古い石膏が、容器などに付着していたり、水に混入していると早く固まる
  
         石膏マスタの製作:
         1.油土原型のパ-ティングラインに切金を挿入する(抜勾配と平滑度に注意)
         2.油土原型の表面に石膏をまぶして固める
         3.離型して石膏型の内部を整形補修して仕上げる( 削切加工 付加加工 接着加工法)
         4.石膏型の内面を平滑にする(水研研磨法 耐水サンドペ-パ-)
         5.石膏型を清掃して、乾燥させる(乾燥法 60度以下で風をあてる)
         6.離型材を塗り、乾燥させる(カリ石鹸溶液5% 離型膜の試験法)
         7.石膏マスタに注口を開け、ゴムバンドなどで合体し、作業台に安定させる

         石膏プロトタイプの製作:
         1.注型作業
         2.脱型作業 
         3.整形作業 削切加工(使用後の工具の酸化に注意する) 付加加工
         4.補修作業 接着加工(石膏と石膏は石膏で接着する)
         5.研磨作業 水研加工(耐水サンドペ-パ-#100 #200 #400 )
         6.乾燥作業 60度以下で送風乾燥する

石膏模型の塗装 
         1.下地調整 
         2.下塗サフェイサ-と研磨#180-#240 
         3.中塗と水研#320-#400 
         4.仕上塗と水研#600-#800 
         5.コンパウンド研磨 
         6.ワックス艶出し

付属部品の組立

ネーミング加工の技法