芸術人類学研究所は、21世紀の人間の学を、芸術の機軸とし人類学を基盤として再構築するために設置されました。

ことに、人間の知性の働きを、無意識の理論と合理的意識の理論という異なる理論の結合として理解する独自の方法によって、芸術・宗教・思想のみならず、法や技術の本質までを、一貫した方法で探求する機関です。

芸術人類学研究所は、日本文化の特性と整合的なオリジナルな思想の確立を求めると同時に、グローバル化する世界に対して未来的な指針を与え、ひいては、芸術の本質そのものを、太古から未来にわたる文明史の中にあらたに位置付け直すことを目的とします。