各学科主催の公開講座や展示会などの記録
1)絵画学科
1999.05.101 公開討論会「作家の見える展覧会」絵画北棟ギャラリ。作品出品とその場での公開討論会、多摩美・武蔵美学生
1997.08.01 公開講座「第3回実技研修会」八王子キャンパス版画研究室。校友会・多摩教育の会主催。「ベニヤ板を使ったリトグラフ」講師:版画科教授小作青史「色紙に銅版画を刷る」講師:版画科教授渡辺達正
1998.07.31 公開講座「1998特別公開講座」八王子キャンパス版画研究室。「ベニヤ板を使ったリトグラフ」講師:版画科教授小作青史「木口木版」講師:版画科教授小林敬生「銅版画」講師:版画科教授渡辺達正。新しい絵画棟の工房を開放し、実際に体験してもらうために、卒業生を対象にした版画の公開講座は始まりました。大学に関心を持ってもらいたいというこちら側の希望と、版画を一生作品をつくり続けたい、もう一度大学で学びたいと思っている卒業生の要望が合致し、ごく自然に開催された。
2)工芸学科
1997.00.00 卒業生授賞「高岡クラフトコンペ 奨励賞」野田收 1978年立体デザイン科卒。
石川県 高岡市。主催者:高岡クラフトコンペ
実行委員会。毎年行われる伝統有るクラフトコンペである。
1998.09.02 卒業生授賞「日本クラフト展 日本クラフト賞」野田收 1978年立体卒。銀座松屋
東京。社)日本クラフトデザイン協会。毎年行われる伝統有るクラフトコンペ
1999.0901 卒業生授賞「日本のガラス展 会員部門賞」 新倉晴彦 1979年立体科卒。小田急美術館小田急百貨店。日本ガラス工芸協会。ビエンナーレで行われるガラス展。日本最大規模と思われる。韓国ガラス作家8名を招待出品
1999.00.00 卒業生授賞「第2回現代ガラスの美薩摩
審査員特別賞」内田守 1985年立体科卒。薩摩ガラス美術館。若手作家を対象としたコンペ、
1999.04.02 卒業生授賞「日本現代ガラス展 銀賞」松浦あかね 1987年立体科卒。石川県能登島ガラス美術館。美術館で行われるガラス造形のコンペ
1997.00.00 卒業生授賞「国際ガラス展'98金沢 銀賞」米原真司 1986年立体科卒。石川県立産業展示館。石川県
1999.00.00 卒業生授賞「第2回現代ガラスの美薩摩
南日本新聞社賞」米原真司 1986年立体科卒。薩摩ガラス美術館。若手作家を対象としたコンペ
3)グラフィックデザイン学科
1999.00.00 公開ワークショップ「シルクスクリーン」
1999.00.00 公開ワークショップ「描写」
1999.00.00 公開ワークショップ「現代色彩写真術の徹底検証」
1999.00.00 公開講座「グラフィックデザイン学原論」
1999.00.00
共同授業「広告デザイン」早稲田大学商学部合同特別ゼミ、中森陽三・澤田泰廣・嶋村和恵
1999.00.00
共同授業「東京工芸大学芸術学部との特別ゼミ」秋山孝授、藤掛正邦師、東京工芸大学・若尾真一郎
1999.00.00 講演会「時代のイメージ」石元康博
1999.00.00
特別講義「ビジュアルコミュニケーション表現の可能性〜イラストレーションについて」若尾真一郎。「デジタル・フォト」石川康彦。「現ディレクターによる作品解説」中島立。「プロデューサーによるCM解説」宮下俊。「TVCMにおけるムービーカメラ」瀬野敏。「公共広告について」室朋衛。「非日本映像とクリエーティブ」五十川紘。「インターメディアとクリエーティブ」岩城陸奥。「ブランディングとクリエーティブ」梶祐輔。「非日常映像とクリエーティブ」木村恒久。「新聞広告について」中島祥文。「デザイン画材と表現について」松山基弘。「作品紹介」山本真也。「CG制作・作品紹介」 村卓。「siggraph'99(シーグラフ)の傾向と作品の映像」春口巌。「並列分散型コンピュータの思想と記号・芸術」川野洋。「広告制作に於けるデジタル制作ガイド」笠井修二。「フォトデザイン」増田正。「商品広告シミュレーション(株)キリンビバレッジ」佐藤章、山下健一
4)生産デザイン学科
1997.06.17
特別講義「土木機械の人間工学」栗原一雄、岩田照久、(株)コマツ。「デザインと知的財産権」佐々木明。「ランドスケープ」内藤裕子、まちとこどもの環境研究所。「世界のデザインマネージメント」John
Heskett。「ドイツの自動車デザイン-学校と企業」内田和美、ポルシェ。「自動車のデザイン」太田幸夫、(株)日南。「ユニバーサルデザインの原点」望月強、三井ホーム
1998.09.30
特別講義「エコロジカルデザイン」谷正志、高柳典子、寺沢知也、田村徹也、前村敦美、株)NEC。「知的財産権を考えるー東南アジア偽ブランド事情」佐々木明。「時計工房マイクリエーションのコンセプト開発」工藤晃嗣、シチズン商事。「ドイツとの交流デザイン」村中稔、金沢美大
1999.04.20 特別講義「感性とデザイン」稲場満、中泉宏、SONY。「情報とデザイン」榊原晏、(株)NEC。「住環境におけるユニバーサルデザインの必要性」望月強、三井ホーム。「[少子・超高齢社会]のモノ・ヒト・まちづくり」平林規好。「紙工作体験実習」後藤慶。「エコデザイン」谷正志、前村敦美、田村徹也、寺澤知也、前村浩三、(株)NEC。「ドイツの自動車会社のデザインシステム」内田和美、ポルシェ。「インスタントシニア体験とユニバーサルデザイン概要」池田千登勢、河崎圭吾、小久保聡子、株)NEC。「ユニバーサルデザインとADA法にみるアメリカ社会のダイナミズム」平林規好。「椅子とエルゴノミクス」藤村盛造、デザインオフィスF&F
1999.07.16 ワークショップ「絞り染めによるスカーフ作成」
テキスタイル・オープンキャンパス
1999.07.16
ワークショップ「紙工作体験」多目的ホール。プロダクト・オープンキャンパス
1999.07.16 ワークショップ「フエルトボール制作」
テキスタイル・オープンキャンパス
1999.10.22
特別講義「フィンランドにおけるデザインとアート教育」ユリヨ・ソタマ、303B教室
5)芸術学科
1997.11.15 公開シンポジウム「ノアの男舟〜 '97
メディアのなかの男性像」上野毛校舎講堂。出演:宮台真司(東京都立大学人文学部助教授)。大川豊(大川興業総裁)。担当教員:萩原、福島
1998.11.14 公開シンポジウム「アイドルを捜せ '98―“いま”ぼくらはあの場所のいる」上野毛校舎3号館1階映像スタジオ。出演:泉麻人(コラムニスト)、稲増龍夫(法政大学社会学部教授)。今敏(漫画家・アニメーション作家)。しりあがり寿(漫画家)。担当教員:萩原、福島
1999.12.18
公開シンポジウム「ファッションとフィクション」青山アミーホール。出演:ひびのこづえ(コスチューム・アーティスト)。三原康裕(シューズ・デザイナー)。担当教員:萩原、福島
1997.09.26 展覧会「TAMA VIVANT '97:豊かなかたちから-みるということ」八王子校舎絵画東棟ギャラリ。出品作家:市川武史、大野佐紀子、岡田みな子、須田悦弘、野村佐紀子、ヒロ・ハヤシ。担当教員:海老塚耕一。
1998.09.18 展覧会「TAMA VIVANT '98:リアリティ」八王子校舎絵画東棟ギャラリ。出品作家:岡田裕子、翁拓史、小谷元彦、木村太郎、祐成政徳、馬六明、山本糾。担当教員:海老塚耕一
1999.09.24 展覧会「TAMA VIVANT '99:ポイエーシス/めくられるとき」八王子校舎絵画東棟ギャラリー。出品作家:大巻伸嗣、金田実生、喜多順子、久野利博、謝琳、中野美香、平間雅己、松木恵次、吉岡まさみ。担当教員:海老塚耕一。カリキュラムの一貫として、学生が中心となって企画、運営している1984年に始まったアニュアル展です。当初の指導は本学名誉教授の東野芳明先生がなさっておりました。芸術、文化活動が捉えどころのないひろがりをみせる今日、作品と観賞者が関わりあう舞台をつくりあげる人間の必要性が認められてきました。この作り手と受け手をつなぐプロモーター一企画・制作者(美術館における学芸員)ともいうべき存在は、媒介者としての現在の美術、芸術活動の立会人であり、その枠組みを創り出し、変容させていく重要な役割を担っているといえます。このような芸術学科の認識を実践形のカリキュラムとして実現させていこうとする試みが本展です。TAMA
VIVANT展は学生自らがこの一年間に美術館とか画廊などで発表された多くの作品のなかからさまざまな討議ののちにテーマを決定し、作品選択を行うことから始まります。そこには現代の美術・芸術を紹介していくと同時に、まさに研究の場としての展覧会をつくっていこういうねらいがあります。http://www.hama-net.or.jp/tamavivant
1997.12.05
公開シンポジウム「声と筆触」会場:タマダ・プロジェクト・コーポレーション。出演:吉増剛造(詩人)、石川九楊(書家)。担当教員:建畠晢
1998.12.05 公開シンポジウム「美術大学とは何か」上野毛校舎第3会議室。出演:笠原美智子(東京都写真美術館キュレーター)、鷹見明彦(美術評論家)、中村政人(アーティスト)。担当教員:建畠晢
1999.11.27
公開シンポジウム「建築家と美術館」上野毛校舎講堂。出演:磯崎新(建築家)、妹島和世(建築家)、岡部あおみ(インディペンデントキュレーター、武蔵野美術大学教授)。担当教員:建畠晢
1997.00.00 オフ・キャンパス「東南アジア1997 来るべき美術のために」東京都現代美術館。「萩原朔太郎展」日本近代文学館。「ジョサイア・コンドル展」東京ステーションギャラリ。「海市 もうひとつのユートピア」ICC。「銀座界隈画廊巡り」。「ウィリアム・モリス展」東京国立近代美術館。「ジャスパー・ジョーンズ展」東京都現代美術館。「東南アジア―近代美術の誕生」東京都庭園美術館。「ポンピドー・コレクション展」東京都現代美術館。「フォンタネージと日本の近代美術」東京都庭園美術館。「特別講義 北澤憲昭先生 フォンタネージと日本の近代美術」。「村岡三郎展」東京国立近代美術館。「現代舞踊 マスターワークス」新国立劇場。「ルイーズ・ブルジョワ展」横浜美術館。担当教員:峯村、萩原、村山、建畠、平出、海老塚
1998.00.00 オフ・キャンパス「ヨーロッパからの8人」群馬県立近代美術館。「イギリスの新しい美術」栃木県立美術館。「森村泰昌 空想美術館」東京都現代美術館。「メディアローグ 日本の現代写真
'98」東京都写真美術館。「モンドリアン展」Bunkamura
ザ・ミュージアム。「モボ・モガ 1910-1935展」神奈川県立近代美術館。「菅木志雄展」千葉市美術館。「ジョルジュ・ブラック回顧展」Bunkamura
ザ・ミュージアム。「特別講義 加藤薫先生 ラテンアメリカ美術について」。「ウジェーヌ・アジェ回顧展」東京都写真美術館。「インド現代美術展 神話を紡ぐ作家たち」国際交流フォーラム。「日韓現代美術展」目黒区美術館。「ジョルジュ・モランディ 花と風景」東京都庭園美術館。「美術と演劇 ロシア・アヴァンギャルドと舞台芸術」横浜美術館。「土谷武展」東京国立近代美術館。「佐藤正隆プロデュース公演 死と乙女」下北沢「劇」小劇場。「マンガの時代」東京都現代美術館。「銀座界隈画廊巡り」。担当教員:峯村、萩原、村山、建畠、平出、海老塚
1999.00.00
オフ・キャンパス「草間彌生 ニューヨーク/東京」東京都現代美術館。「荒木経惟 センチメンタルな写真、人生」東京都現代美術館。「リチャード・ゴーマン展」三鷹市美術ギャラリー。「銀座界隈画廊巡り」。「世界を編む展」横浜美術館。「生まれかわった法隆寺宝物館展」東京国立博物館。「デモクラート 1951〜1957」埼玉県立近代美術館。「セザンヌ展」横浜美術館。「特別講義 加藤薫先生 ラテンアメリカ美術について」。「ランゲン夫妻の眼 欧州随一の日本美術コレクション」根津美術館。「ジャンニ・コロンボ イタリアの前衛美術」草月美術館。「加藤健一事務所公演 おお、星条旗娘!」本多劇場。「身体の夢 ファッションOR見えないコルセット」東京都現代美術館。「ジョセフ・コスース展」千葉市美術館。担当教員:峯村、萩原、村山、建畠、平出、海老塚。学内では可能なかぎり多様で今日的な、つまり現代の文化・芸術の講議内容を用意していますが、それでも、実作品を鑑賞したりなまな現象に触れることは地理的な意味でも時間的な意味でもなかなか難しいところがあります。その欠落を埋めるためにこの講議が生まれました。本講議では毎月2回程度、土曜日の午後をまるごと割いて、学外に出てキャンパス外の空気に学生が積極的に接触することを狙っています。具体的には展覧会や演劇、音楽会、さらには話題のスポットなどを訪れ、生きた芸術・文化現象に触れ、そのうえでそれらの企画者からどのような考えのもとにプロデュースがなされたかなどをお聞きし、多種多様な催しの裏の部分まで知ることによって企画に対する総合的な理解ができるようにと考えています。また、時には学外から講師を招いたり、シンポジウムを開くことで、学外で見たり考えたことの足りない部分を補うようにしています。このオフ・キャンパスは内容のひろがりゆえにすべての芸術学科教員が担当し、生き生きと楽しめる講座になっています。