平成15年5月7日
「学生による授業評価」授業評価アンケート作業日誌
沚業日誌
H14.3.8
(自己点検評価部会委員宛)
学生による授業評価の実施計画<案>の配布
H14.4.23
(自己点検評価部会委員宛)
「授業評価アンケート」実施要領<第2案>の配布
H14.5.10までに意見を文書にて提出することを依頼。
H14.7.3
(自己点検評価部会委員宛)
授業評価アンケート(サンプル)の配布について依頼
封筒にアンケート用紙のサンプルと送り状を専任教員数分同封し、自己点検評価部会委員に配布を依頼。
H14.7.3
美術学部教授会にて計画を正式発表
自己点検評価部会委員長の_橋史郎氏より、授業評価アンケートサンプル用紙配布の旨と、今後の計画について発表があり、事務担当者の紹介があった。
H14.9.18
(自己点検評価部会委員宛)
授業評価アンケートの実施要領案(詳細)を配布
専任教員への配布を依頼。
H14.10.9
(非常勤講師宛)
授業評価アンケートの実施要領案を郵送にて配布
H14.10.24
自己点検 実施作業準備会
上野毛キャンパス 秘書室にて
出席者 _橋史郎先生 須永剛司先生 永井由美子先生 安楽康彦氏(経理部)
棚橋桃子氏(造形表現学部事務部)、橋本弥生(教務部)
授業評価アンケートの実施方法及び提出方法を決定。
H14.10.28〜10.31
授業評価アンケート回収用封筒作成作業
アンケート用紙配布用封筒(科目名が表に記載) 570枚
アンケート回収用封筒 共通教育科目用 300枚(予備含む)
実技科目用 300枚( T )
計 600枚( T )
H14.10.31
(学科長、教務主任、自己点検評価部会委員宛)
授業評価アンケート実施要領(確定版)及び教員インストラクションを配布
H14.11.6〜H14.11.9
アンケート用紙その他の封入作業
作成済みの「アンケート用紙配布用封筒」に下記のものを封入
ア. 授業評価アンケート
イ. アンケート回収用封筒(共通教育用は印として青丸シール付)
ウ. 教員用インストラクション
アンケート用紙回収箱の作成
箱1.共通教育科目A方式−アンケート用紙回収用
箱2.共通教育科目A方式−アンケート用紙配布用封筒回収用
箱3.共通教育科目B方式
箱4.実技科目A方式−アンケート用紙回収用
箱5.実技科目A方式−アンケート用紙配布用封筒回収用
箱6.実技科目B方式
H14.11.11〜H14.12.14
各教員任意の授業時間内に実施
この間、実施済アンケート用紙の提出があり次第、上野毛便で経理部の安楽氏に送付。
H14.12.14
アンケートの提出期限
H14.12.20
データ集計終了
H15.3.11
各研究室にデータを配布
配布方法
封筒に教員名を記載し、打出しをしたデータと、授業評価アンケートの実施方法に関するアンケート用紙を同封。
問題点
A. 実技科目は1つの講義を複数教員で担当しているものが多いが、グラフィックデザイン学科、環境デザイン学科、情報デザイン学科では、各教員のデータが集計されることを希望。
解決策→
例「情報デザイン演習」という科目を4名の教員が同時に各々の教室で担当している。「情報デザイン演習A〜D」というように仮の科目名を作成し、アンケート用紙を4つに分けて履修者に配布。
例「デザイン2」という科目を3名の教員が交互に担当している。「デザイン2A〜C」というように仮の科目名を作成し、アンケート用紙を(履修者数×教員数)分用意し、履修者には3回配布。
課題点→
今回、複数教員講義で各教員個別のデータを希望したのは上記3学科のみであった。その他の学科では複数教員講義のデータは教員個別のデータが集計されなかった。
「学生による授業評価」はあくまで教員の評価ではなく講義の評価を求めるものだが、教員個人の評価が集計されない授業評価は意味があるかどうかが検討課題である。また、逆に次回3学科以上が個別データを希望した場合の対応策が必要。
B. 複数教員講義で、個人ではなく「複数教員(例・日本画教員)」というデータ集計であると、データの配布が困難。結果的に研究室の負担となる。
C. 前期講義の授業評価アンケートの実施時期について未決定である。
D. 使用したデータが10月教授会決定までのものである為、11月時点の履修者数や教授会終了後に稟議書等で変更となった教員名にずれがあった。
E. オープン科目は、開講学科とその他と授業コードが2つある為、作業工程で手順を誤り「アンケート用紙配布用封筒」を2つ用意してしまい、混乱を招いた。
解決策→
判明した時点で封筒を一つに統一したが、全ての科目についてオープンであるか否か確認しながらアンケートの袋詰作業をすることは困難である。科目が増えている現在、作業がより複雑になることが予想される。データ担当者と事務担当者のより綿密な事前打ち合わせが必要。
。 感想
設問内容、実施の時期など検討課題は多く残された実施ではあったが、実施期間中の学内は緊張感があり、教員や研究室も授業形態について考えるよい機会となったと思う。実技の授業は学生も、教員も常に学内にいるわけではないことが当たり前という風潮もあるが、授業評価アンケートの実施によってそのような風潮について、各教員がどのように意識を持つべきであるか、話し合うきっかけとなればよいと思う。
事務担当 橋本弥生