平間文壽
次に、平間文壽についてみる45。平間は、190年 に福島県福島市で生まれた。1920年東京音楽学校声 楽部に入学し、声楽(テナー)を専攻した。1923年 には、イタリアのミラノ国立音楽院に留学し、1927 年に日本に帰国した。その後、声楽家として独唱会、 オペラなどの活動を行い、音楽界で旺盛な活動を展 開しながら、1929年からは東京帝国音楽学校で声楽 主任教授も歴任する。1940年には、朝鮮総督府学務 局の学務課所属の嘱託として朝鮮に渡る。同年から は、京城女子師範学校、教学研修所、朝鮮放送協会 などの嘱託を兼ね、1942年には京城女子医学専門学 校で講師を歴任した。