Carpi’s Italian GRAND OPERA Company

1923年1月26日〜2月4日 帝国劇場でヴェルディの「リゴレット」「アイーダ」、プッチーニの「トスカ」を公演。
東京 横浜 名古屋 京都 大阪 神戸 上演作品14演目
ロッシーニ:セビリアの理髪師
ベッリーニ:ノルマ
ドニゼッティ:ルチア
ヴェルディ:リゴレト トロヴァトーレ 椿姫 アイーダ
グノー:ファウスト
ビゼー:カルメン
プッチーニ:ボエーム トスカ 蝶々夫人
マスカーニ:カヴァレリア 
レオンカヴァッロ:道化師

1925年 2月16日横浜到着、総員70余名 3月1日から16日まで帝劇で公演。その後、大阪、京都、神戸でも公演
     3月1日 日本初のラジオ放送(仮放送)
1926年
1927年
1929年
1930年
1930年 解散(1930年まで全6回の来日公演)

ドニゼッティの生前,イタリアでは政情不安定な世相を反映して〈恐怖オペラ〉や〈狂乱オペラ〉が流行したが,
《ルチア》はその種のオペラの典型であり,後半の〈ルチア狂乱の場〉が見せどころとなっている。
この作品は,《アンナ・ボレーナ》や《愛の妙薬》とともにドニゼッティのオペラの最上の特質であるベル・カントの流麗な旋律によって今日も親しまれている。
日本では,1918年に東京浅草の駒形劇場において原信子主演で一部分が紹介され,
1923年カーピ・イタリア歌劇団がほぼ全曲の初演を行っている。