レーヨンrayon 人絹 スフ 化学繊維(かがくせんい、chemical fiber 人造繊維 (artificial fiber

1832 ニトロセルロース
1856 銅アンモニアレーヨン セルロース(繊維素)が酸化銅アンモニア溶液に溶融することが発見される。
1860 炭素繊維
1885 ニトロセルロースよりレーヨンを実用化 C.H.B. デ=シャルドネ
1890 銅アンモニア溶液に溶かし、硫酸液で湿式紡糸した人口繊維が工業的に生産される。
1891 ビスコースレーヨン C.F.クロス、E.J.ベバン E.J. Bevan
1918  キュプラ ベンベルグ社E.テーレ E. Thiele 流下緊張紡糸法
1938 ナイロン デュポン社ウォーレス・カロザース
1950  ポリエステル繊維 インペリアル・ケミカル・インダストリーズ社 J. R. Whinfield, J. T. Dickson
1950 アクリル繊維 デュポン社
1959  炭素繊維が工業化


キュプラ Cuprammonium Rayon 銅アンモニアを使って作られた光る糸(レーヨン)
化学繊維の中でも早く誕生した銅アンモニア法レーヨンとも呼ばれるセルロース繊維(再生繊維)
強度はあまり高くないが、ビスコースレーヨンより細く、しなやかで、肌触りもよく、光沢がある。
銅アンモニア溶液は銅アンモニア錯体が生じ、セルロースを溶解させることができる。
セルロースを溶解させた銅アンモニア溶液を酸性の水中に押し出すことで、セルロースが再生し、繊維を生じる。