遺作「古事記の森」2017/12/1 →高橋士郎 →気膜造形「古事記」
「別天」 ことあまつ メタ神話(大陸の思想・海洋の思想・島の思想・生命の原理・思考の原理)
「七代」 ななよ この世の原理(重力・エントロピ・泥砂・積層・浸食・男女・生死)
「国生」 くにうみ 大陸への寄港地
「神生」 かみうみ 「いざなみ」は家屋・海・水・風・木・山・舟・火の精霊を産む。
最後に産んだ火の精霊のために「いざなみ」は火傷して死ぬ。
「いざなぎ」は火の精霊を征伐するが、血が飛び散り、火の精霊は分身して各地に分散する。
「黄泉」 よみ 「いざなぎ」は死者の国に侵入して「いざなみ」連れ戻そうとする。
「いざなみ」の死体から出る漏洩物が、食物の精霊を産む。腐敗分解する死体に電気が生ずる。
「禊」 みそぎ 「いざなぎ」が脱ぎ捨てた着衣からは陸路の悪霊が、脱ぎ捨てた腕輪からは海路の悪霊が生成する。
「いざなぎ」が体を洗うと様々な災いの霊力が、また、その場所からは様々な厄払いの霊力が生成する。
「いざなぎ」は左目、右目、鼻を洗い、昼の統治者、夜の統治者、海の統治者を造る。