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気膜造形高橋士郎  原文 English 精霊の森 企画「古事記展」

「古事記」の書き出しは、87余の精霊の名前の列記から始まる。
その多くの精霊は、その後の本文にも登場せず、その説明もない。
→m4v.   →m4v.
文字の解読は、見えない想念を類推し、空想する頭脳活動の快感を誘う
眼に見えない概念を発声する その音声を文字記号にする 文字を解読し空想する


1)「別天」 ことあまつ 除外する神 一代限りの姿のない神 三角関係

語っては逝けない神 ニュースピーチ思考停止 氣象未效。無名無爲。誰知其形
◯天之御中主 (あめのみなかぬし) 大陸の思想 さわらぬ神 [天空神 sky father] 魂騙 盤古 
◯高御産巣日 (た かみ むすび) 半島の思想 神籬ひもろぎ 降臨 らち埒 心御柱 Calm 韃靼
◯神 産巣日 (  かみ むすび) 海洋の思想 海人 常世 根の国 稀人 徐福 黒潮 黒船

◯宇摩志阿斯訶備比古遅(うましあしかびひこじ) 
あの世の芽ぶく原理に名前をつける 生気 二項対立 水と油の成形力 自己組織化  分子膜  生気論


◯天之常立(あめ の とこたち) 
あの世の対称性原理に名前をつける  シンメトリ  サイバー空間


2)「七代」  ななよ 創世記

この世の氣象原理に名前をつける。
◯国之常立(くに の とこたち) 落下運動 重力 空気 寸法


◯豊雲野(とよくもの)
 雲の下なる野原 上昇運動 エントロピ 八雲


◯宇比地邇(うひ ぢに) / 須比智邇(すひ ぢに) 大地 土壌


◯角杙(つぬ ぐい) / 活杙(いく ぐい)
 加算造形 固着  ファスナ 加工


◯意富斗能地(おおとの じ) / 大斗乃弁(おおとの べ) 
減算造形 浸食 山と川が形成


◯淤母陀琉(おもだる) / 阿夜訶志古泥(あやかしこね)
 男と女が形成 生命 多様性


◯伊邪那 岐(いざなぎ)/ 伊邪那 美(いざなみ) 
生と死が形成 生気論


 

3)いざなみ/いざなぎの「国生」 日本列島の形成
 
島の形成順序は、大陸交流の歴史を語る。
1)「高句麗航路」 淡路島(神が居ない島)/ 愛比売・飯依比古・大宜都比売・建依 / 之忍許呂 
2)「百済新羅航路」白日・豊日・建日向日豊久士比泥・建日 / 比登都 / 之狭手依比売
3)「韃靼航路」  佐渡島(神が居ない島)/ 御虛空豐秋津根
4)「大陸長安航路」建日方 / 大野手比売 / 大多麻流 / 一根 / 天之忍男 / 両屋

→(まつろわぬ人々)

◯大事忍男(おおごと おしお) 大事を終えたいざなぎ
      

4)いざなみの「神生」 日本列島の生態環境 液相 固相 気相 生命

◯石土毘古(いわつちびこ
◯石巢比賣(いわすひめ)

石と土 砂の巣
◯大戸日別(おおとひわけ

結界の出入口
 
◯天之吹男(あめのふきお
◯大屋毘古(おおやびこ)

屋根葺き 屋根
◯風木津別之忍男
(かざもつわけのおしお

対風圧  構造
 
◯大綿津見(おお わたつみ) 海の精霊

◯速秋津 日子(はやあきず ひこ) 河の精霊 水戸神 湊神
◯速秋津 比賣(はやあきず ひめ) 


河の精霊が、2組8柱を産む  流体
沫 那藝(あは なぎ)
凪の水泡 風船

沫 那美(あは なみ)
波立つ飛沫 分子間力

頬 那藝(つら なぎ)
凪の水面 波紋

那美(つら なみ)
波立うねり 表面張

天之 水分(あめの みくまり)
国之 水分(くにの みくまり) 
分水嶺 水分配

天之 久比奢母智(あめの くひざもち)
国之 久比奢母智(くにの くひざもち)
 水汲み瓢箪


◯志那都比古(しなつひこ) 風の精霊 息の精霊


◯久久能智(くくのち) 木の精霊 茎幹 重力感知細胞



◯大山津見(おほやまつみ) 山の精霊
◯鹿屋野比賣(かやのひめ) 野の精霊 野椎



山と野の精霊が、2組8柱を産む [楽園Aaru]
天之狭土(あめのさずち)
国之狭土(くにのさずち)


天之狭霧(あめのさぎり)
国之狭霧(くにのさぎり)


天之闇戸(あめのくらと)
国之闇戸(くにのくらと

渓谷
大戸惑子 おほとまとひこ
大戸惑女 おほとまとひめ

神隠



◯鳥之石楠船(とりのいはくすぶね)軽快で堅固な船
  浮遊論 

◯大宜都比賣(おほげつひめ) 五穀が生成
頭から蚕 目から稲 耳から粟 鼻から小豆 陰部から麦 尻から大豆

◯火之迦具土(ひのかぐつち) 火之毘古(ひのかがびこ) 火之夜藝速男(ひのやぎはやを) 火勢が速い
     プロメテウス

いざなみは、迦具土を出産したとき、女陰の火傷で死に、黄泉津大神となる 異界アンヌンAnnwn
 
いざなぎの涙から、泣女が生成する
◯泣沢女(なきさわめ)  mov 香山の樹下に座す女神 ソフトパワー 視覚
 
いざなぎが、迦具土を征伐すると、鉄拳と反応した血が飛散る
2価の鉄原子をもつヘム分子は、肉体を活動させて、現実を突き動かす。
儚い肉体は、堅牢な物体に憧れる。 揺れる魂は、永遠の思想に憧れる。
剣先の血が磐座と反応して
石 折(いわ さく)
根 折(ね  さく)
石筒之男(いわつつのお)

鉄の威力
根本の血が磐座と反応して
甕 速日(みか はやひ)
樋 速日(ひ  はやひ)
建御雷之男(たけみかずち)

鉄の鍛錬
剣柄の血が磐座と反応して
闇 淤加美
(くら おかみ)
闇 御津羽(くら みつは)


鉄の焼入

かぐつちの体は分解して、八方に分散する

 頭から 正鹿山(まさかやま
 胸から 淤縢山(おど やま)
 腹から 奥 山(おく やま)
性器から 闇 山(くら やま)

左手から 志藝山(しぎ やま)
右手から 羽 山(は  やま)
左足から 原 山(はら やま)
右足から 戸 山(と  やま)
 

肥大化した大脳皮質を持て余す人類は、その創作エネルギーを宗教や芸術などに向けて消化するが
近代以降、行き場を失った創作エネルギーが、いったん物質界に向かうと、
粗野な工業生産物を大量に生産し、地球環境をも破壊しはじめる。


5)いざなみの「死」

死後筋肉緩和により いざなみの体内残留物が流出し、三種類の素材となる、
◯金山 毘古(かなやまびこ
◯金山 毘売(かなやまびめ

 胃の残留物が嘔吐して鉱質 
 堅固な鍛錬素材となる
◯波邇夜須毘古(はにやすびこ
◯波邇夜須毘売(はにやすびめ
 腸の残留物が排便して粘質  
 自由な造形素材となる
◯彌都波能売(みつはのめ
和久産巣日(わくむすび
 膀胱の内残留が放尿して液質
 
不定形な素材となる

生体電気 いざなみの死体に、八雷神(神立)がとりつく 電気の美術
大雷 頭
電離
プラズマ
火雷 胸
稲妻
励起
黒雷 腹
雷雲
磁気 電荷
折雷 陰部
撃雷
放電 霹靂
若雷 左手
帯電
電界 エン
土雷 右手
落雷
陰極 光電
鳴雷 左足
雷鳴
音波
伏雷 右足
幕電
投影 大気




浮遊への本能 青い蛇
有機物の分解 生物は、生物の屍骸が腐敗堆積した、豊な土壌の上で生息する 遺骸としての土壌

いざなぎが、鬘(かづら 縵 角髪)を投げると、
蒲子(えびかづらのみ)と成る
黄泉軍(よもついくさ)
いざなぎが。右の御美豆良(みみつら)の湯津津間櫛
(ゆつつまぐし)を投げると、笋(たかむな)となる
豫母都志許賣(よもつしこめ)
黄泉比良坂(よもつひらさか)

意富加牟豆美

いざなぎが、汚れた着衣を脱ぎ捨てると陸路の禍事となる 怪物 妖怪

いざなぎが、汚れた腕輪を脱ぎ捨てると海路の禍事となる  photo  photo

◯衝立船戸
(つきたつふなと)

杖 指標の禍事
◯道之長乳齒
(みちのながちは)

帶 長行程の禍事
◯時量師
(ときはかし)

囊 時間の禍事
◯和豆良比能宇斯能
(わずらいのうし)

衣 身体の煩い
◯道俣
(ちまた)

褌 分岐路の禍事
◯飽咋之宇斯能
(あきぐいのうし)

冠 飽食の禍事
◯奧疎
(おきざかる)
引き潮 干潮 低潮
◯奧津那藝佐毘古
おきつなぎさびこ
沖の波浪
奧津甲斐辨羅
おきつ かいべら
 
沖と渚
左の手纒
◯邊疎
( へざかる )

上げ潮 満潮 高潮
邊津那藝佐毘古
(へつ なぎさびこ)
海辺の波浪
邊津甲斐辨羅
(へつ かいべら)
 
海辺と渚
右の手纒


6)いざなぎの「禊」 精神の浄化 カタルシス



いざなぎが禊をすると、禍事マガゴトの威力が生まれる
◯八十禍津日(やそ まがつひ) 多くの災難 曲 枉 物斎 まがつひ [Demonology]
◯大 禍津日(おほ まがつひ) 大きな悪



いざなぎが禊をすると、禍事を直す活力が生まれる 生態懇願物質 演技直し 験直し [盆踊り] []
◯神 直毘 (かむ なおび)
聖なる直す活力
◯大 直毘 (おお なおび)
大なる直す活力
◯伊豆能賣 (いずのめ)
清浄な巫女

→m4v

→m4v

→mov

◯底 津綿津見(そこつわたつみ)
◯底 筒之男 (そこつつのお)
水底の禊で、航海の守護者が生成

◯中 津綿津見(なかつわたつみ)
◯中 筒之男 (なかつつのお)
水中の禊で、航海の守護者が生成

◯上 津綿津見(うわつわたつみ)
◯上 筒之男 (うはつつのお)
水上の禊で、航海の守護者が生成

     
◯天照(あまてらす)
左目を洗うと、昼の統治者が生成
◯建速須佐之男(たけはやすさのを
鼻を洗うと、海の統治者が生成
◯月讀(つくよみ)
右目を洗うと、夜の統治者が生成