浮遊への本能
魚類は体内の気嚢を膨張縮小させて、浮力を調整し、水中を自由に遊泳する。陸上に揚がった生物は、この気嚢を肺胞に進化させて空気中での生存を可能とした。しかしながら、肺胞を膨張させても空中を浮遊することはできないので、地べたを這い回ることとなった。それでも本能だけで生きる恐竜は,連続呼吸の技を獲得し、鳥となって空を飛ぶことができた。
空中遊泳