高橋士郎 空気膜造形シリーズ 1) なめらかな動き | 特徴4)おおきな造形物 空気膜造形の方法によれば、巨大な動く造形物を、卓上の作業だけで設計製作することができます。 剛体による従来の造形方法では、寸法を2倍に拡大すると、重量は8倍に急増するのに対し、自重を支える断面積は4倍にしかならないので、自量のために自己崩壊してしまいます。 空気膜造形の重量は、表面積に比例するので、大きくなる程、相対的に軽くなり、重力の影響をうけないので、形態の拡大は自由自在です。 形態を視覚伝達する為には、物体の表面だけが存在すれば済みます。 コンピューターグラフィックが立体画像を生成するときに、表面反射のデーター計算だけで済ませるので、画像生成した形態の中身は空っぽであるのは当然のことです。 表面の薄い表皮だけで、存在感を表現するのは、省資源や廃棄物処理の上で大変に効率のよい方法といえます。 |
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